仙台のセリ鍋から思うこと

こんにちは!さくぞうです。

最近は会社の採用活動で、仙台によく行っています。

先週行った際に、『せり鍋』を食しました。

鶏肉withせり、が、やたら美味しかったです。家でも作りたいな。

全国には進出しない幻の名産料理…仙台せり鍋 - NAVER まとめ

 

せり鍋、最近仙台名物としてよく聞くようになりました。

自分も仙台近郊(仙塩地区)の生まれですが、昔からセリ鍋食べてたかとゆうと、そんなことはないっすね。

「セリ鍋」として食べてたとゆうよりは、海鮮やお肉等のよせ鍋の中の野菜の1つとして、セリを使っていました。

宮城県はセリの生産地として日本随一らしいです。最近まで知らんかったです。

子供の頃からセリは身近な食材で、鍋・おひたし・お雑煮等で食べていましたが、大人になって東京に出てきたらセリ食べたくても全然売ってない。売ってても高い。

東京でも、もっとセリが身近になるといいのになぁと思っています。

 

大人になって思うに、こうゆう、

「昔普通に食べてたのに、いつの間にかなかなか食べれなくなっちゃった食材」

って、結構多いです、自分の場合は。

マグロの心臓(ホシ)、白子(キク)、ホヤ、あんこう、セリ、あいなめ(ネウ)、じーちゃんが取ってくるキノコ、わらび、タラの芽、あさり、etc.....

あんこうもキクもあいなめも、高級食材だなんて昔はちっとも思ってなかった。

今思えば、大変贅沢な食文化の中で育ったんだと思います。自然から採取して地産地消することの素晴らしさは、失って初めて気づくものなんですな。

あんこうもなかなか取れなくて高級食材になっちゃったし、マグロの心臓なんてそもそもどこに出回ってるのかさえ不明(たぶん漁師さんしか食べれない?)な時代になってしまいました。

日本の食文化を勝手に心配しています。

昔食べてたものが、当たり前に食べれる世の中に、もう一度なってほしいなと願って止みません。